====== Arduino IDE・LS産電 CnetでHMIを接続する ====== [[:ja-jp_guide:hmi_connection|HMI接続の全体の流れ]] · [[:ja-jp_guide:hmi_connection:arduino|Arduino IDEの準備]] LS産電 Cnetでは、HMIがCnetのシリアル要求を送り、製品がスレーブとして応答します。LS産電・M2I・EasyViewのHMI編集ソフトには、''D000''・''M000''のようにM・Dメモリ名を入力してください。Cnet要求の''%DW0''は製品の''D0''、''%MX00000''は''M0''に対応します。 このページの例は**MPINO-8A4R-S・RS-232 ''Serial1''・局番1・9600 bps・8N1**を前提としています。[[:ja-jp_guide:hmi_connection:wiring|チャンネルと配線]]、[[:ja-jp_guide:hmi_connection:arduino|SDKのインストールとボード選択]]を確認してください。先にModbusの例を行う必要はありません。 ===== 1. HMI画面に指定するアドレス ===== ^ 画面要素 ^ SDK内部メモリ ^ HMIの入力例 ^ 動作 ^ | 通信確認の数値 | ''D0'' | ''D000'' | 16ビットワード読み取り、0~99を繰り返す | | 数値入力 | ''D1'' | ''D001'' | 16ビットワード書き込み、0~9999 | | 返された値 | ''D2'' | ''D002'' | 16ビットワード読み取り、D1と同じ値 | | 試験スイッチ・ランプ | ''M0'' | ''M000'' | ビットのトグル書き込みと読み取り | HMIの入力例はLS産電・M2I・EasyViewのHMIが対象です。その他のHMIでは、選択したCnetドライバのアドレス形式を確認してください。**Modbusのアドレス変換表はCnetに適用しません。** 数値形式、スイッチ、ランプの共通設定は[[:ja-jp_guide:hmi_connection:screen|HMI画面の作成]]で説明します。 ===== 2. 新しいスケッチにコードをすべて入力する ===== 上のCnet変数で内部メモリの値をやり取りする簡単な例です。実際の入力ピンとリレー出力ピンは使用しません。 #include unsigned long lastTick = 0; void setup() { ICnetMem(16, 16, 0); // M0とD0~D2を含む、R領域は未使用 ICnetAdr(0, 0, 0); // 外部アドレスも0から ICnetInit(Serial1, 1, 9600); lastTick = millis(); } void loop() { if (M == nullptr || D == nullptr) return; ICnet(); unsigned long now = millis(); if (now - lastTick >= 1000UL) { lastTick = now; D[0] = (D[0] >= 99) ? 0 : D[0] + 1; } if (D[1] > 9999) D[1] = 9999; D[2] = D[1]; } ''ICnetMem()''は起動時にメモリを確保し、''ICnet()''はループごとにHMIの要求を処理します。 ===== 3. 検証と書き込みの後、HMI画面を作成する ===== スケッチを書き込んだら、下の画面構成例と上のアドレス表を参考にHMIの要素を配置してください。図の''D0''・''D1''・''D2''・''M0''は製品の内部メモリ名です。HMIの編集ソフトには、表の''D000''・''D001''・''D002''・''M000''を入力してください。 {{ :ja-jp_guide:hmi_connection:practice-screen.svg?420 |D0 通信確認の数値、D1 入力、D2 返された値、M0 試験スイッチとランプ }} - スケッチを保存し、Arduino IDEの**検証**を実行してください。 - **ツール → ボード**と書き込み用のCOMポートを確認し、**書き込み**を実行してください。[[:ja-jp_guide:getting_started|Arduino IDEで始める]]も参照してください。 - [[:ja-jp_guide:hmi_connection:screen|HMI画面の作成]]で、上の表の''D000''~''D002''と''M000''を指定し、HMIプロジェクトを転送してください。 - 製品とHMIの電源を入れ、[[:ja-jp_guide:hmi_connection:check|動作確認とトラブルシューティング]]で読み取り → 書き込み → ビットの順に試験してください。 {{ :ja-jp_guide:hmi_connection:write-read-flow.svg?420 |HMIがD1とM0を書き込み、製品のD2とM0を読み返して結果を確認 }} HMIのドライバがCnetの''%DW''・''%MX''要求を送ることを確認してください。正常な結果と症状別の確認箇所は[[:ja-jp_guide:hmi_connection:check|動作確認とトラブルシューティング]]にまとめています。