====== HMIの配線 ====== [[:ja-jp_guide:hmi_connection|HMI接続]] ===== 1. 通信チャンネルを選ぶ ===== ^ 製品 ^ RS-232 ^ RS-485 ^ UART ^ | MPINO-8A4R-S / 8A4T-S | ''Serial1'' | — | — | | MPINO-8A4R-SU | — | ''Serial1'' | — | | MPINO-8A8R-S / 8A8T-S | — | ''Serial1'' | — | | MPINO-8A8R | ''Serial1'' | ''Serial2'' | ''Serial3'' | | MPINO-16A8R / 16A8R8T | ''Serial1'' | ''Serial2'' | ''Serial3'' | | MPINO-16A16R | — | ''Serial1'' | — | | MPAINO CPUモジュール | ''Serial1'' | ''Serial2'' | ''Serial3'' | 上の表で製品のチャンネルを確認し、RS-232またはRS-485のチャンネルにHMIを接続してください。この表は各製品の標準構成です。UART(''Serial3'')はTTLレベルのポートであり、このガイドではHMI接続に使用しません。 ===== 2. RS-232の配線 ===== {{ :ja-jp_guide:hmi_connection:rs232-signals.svg?1000 |左からILOGICS製品、製品の端子台、クロス配線、HMIの端子台、HMI。製品のTXはHMIのRXへ、製品のRXはHMIのTXへ、製品のGNDはHMIのSGへ接続します。 }} ^ 製品側 ^ HMI側 ^ | ''TX'' | ''RX / RXD'' | | ''RX'' | ''TX / TXD'' | | ''GND'' | そのポートの''SG / 信号GND'' | - RXはTXへ、TXはRXへ接続してください。 - 多くのILOGICS製品では、RS-232端子をRX・TX、UART端子をRXD・TXDと表記しています。表記が異なる製品では、製品ページに従ってください。 - HMIによっては通信ラインのGNDが絶縁されている場合があります。通信できないときはGNDの接続を確認してください。 ===== 3. RS-485の配線 ===== {{ :ja-jp_guide:hmi_connection:rs485-signals.svg?1000 |左からILOGICS製品、製品の端子台、配線、HMIの端子台、HMI。製品の485+はHMIのプラス端子へ、485-はマイナス端子へ接続します。 }} - 両方の機器の同じ極性どうしを直接接続してください。 - ''A/B''の表記はメーカーによって異なります。HMIの説明書で''+''・''-''との対応を確認してください。 - 短い距離では終端抵抗なしで使用できます。距離が長い場合や通信できない場合は、配線の両端に約120Ωの終端抵抗を接続してください。 - MPINO・MPAINO製品に終端抵抗は内蔵されていません。製品が配線の端にある場合は、''485+''と''485-''の間に120Ωを接続してください。 - HMIが配線のもう一方の端にある場合は、終端抵抗の内蔵の有無と有効状態を確認してください。内蔵の終端を使用できる場合は有効にし、使用できない場合はHMIの''+''と''-''の間に120Ωを接続してください。 - 配線の途中にある機器には終端抵抗を接続しないでください。 ===== 4. プロトコルを選ぶ ===== 製品とHMIには、同じプロトコル、局番、通信速度、データビット、パリティ、ストップビットを設定する必要があります。Modbus TCPは、別途イーサネット変換の構成を組む場合にのみ選択してください。 ^ プロトコル ^ 接続とHMIドライバ ^ アドレスの入力方法 ^ | Modbus RTU | RS-232またはRS-485シリアル。HMIが**Modbus RTU マスター**、製品がスレーブです。 | 42001のような数値の通信アドレス | | Modbus TCP | イーサネット。HMIがModbus TCPクライアント → 別売の**[[https://www.ilogics.net/ja-jp/products/m-ether|M-ETHER]]**でTCPをRTUに変換 → 製品がModbus RTU スレーブです。 | 42001のような数値の通信アドレス | | LS産電 Cnet | RS-232またはRS-485シリアル。HMIのLS Cnetドライバを使用します。 | M0・D0のような製品のM・Dメモリ名 | | Mitsubishi MC | RS-232またはRS-485シリアル。MELSEC A互換の**1Cフレーム Format 1 ASCII、Sum Check使用**のドライバを使用します。 | M0・D0のような製品のM・Dメモリ名 | Modbus RTUとModbus TCPでは、製品の''M0''・''D0''を数値の通信アドレスに対応させます。実際の番号は、使用する開発ツールのアドレス表に従ってください。LS産電 CnetとMitsubishi MCは、''M0''・''D0''のように製品のメモリ名を入力するため、より直感的です。 この表の''M0''・''D0''は製品のメモリ名です。LS産電・M2I・EasyViewのHMIでは、Cnetアドレスを''M000''・''D000''のように入力します。''%MX00000''・''%DW0''はCnetメッセージ内の変数表記です。その他のHMIでは、選択したCnetドライバのアドレス形式を確認してください。 Mitsubishi MCでは、このSDKが対応する**A互換 1C Format 1 ASCII・Sum Check**のドライバを使用してください。SDKは''X/Y/M/D''に対する''BR/BW/WR/WW''要求を処理します。 Modbus TCPは、このページのシリアル配線だけでは使用できません。別売のM-ETHERを製品のシリアルチャンネルに接続した構成が必要です。続くArduino IDEとMPINO STUDIO2の例はシリアル通信を前提としています。変換器とHMIのIP・ポート設定は、それぞれの機器の説明書に従ってください。 このガイドのシリアル設定例は**MPINO-8A4R-S・RS-232 Serial1・局番1・9600 bps・データ8ビット、パリティなし、ストップ1ビット**です。チャンネルとプロトコルを確認したら、**使用する開発ツールを一つ**選んで進んでください。 このガイドの例はコードと設定の段階で確認したものであり、特定のHMIモデルとケーブルでの実機通信の結果ではありません。実際の接続は[[:ja-jp_guide:hmi_connection:check|動作確認とトラブルシューティング]]の手順で確認してください。 **[[:ja-jp_guide:hmi_connection:arduino|Arduino IDEでプログラムを作成する →]]** **[[:ja-jp_guide:hmi_connection:studio2|MPINO STUDIO2でプログラムを作成する →]]**