Fオプションモジュールは、2線式または3線式のPT100Ω温度センサーを読み取ります。1モジュールに4チャネルあり、選択したモジュールは製品に組み込まれて出荷されます。Xアナログ入力とFの合計は最大5モジュール、20チャネルです。配線やチャネル番号の設定前に、出荷された製品の構成を確認してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| オプションコード | F、F2、F3、F4、F5 |
| モジュールあたりの入力 | PT100Ω、4チャネル |
| センサー配線 | 2線式または3線式 |
| 測定範囲 | −200~+800°C |
| 表示分解能 | 0.1°C |
| 精度 | 周囲温度25°C ±5°Cで±0.1%以下 |
| 変換IC | ADS1118 |
| 最大構成 | Fを5モジュール、XとFの合計は5モジュールまで |
分解能は表示の刻みです。精度値には測定条件があり、センサーや配線の誤差までなくなるわけではありません。
| オプション | Fモジュール数 | PT100入力数 | Fのみの場合のpt100Read(ch)番号 |
|---|---|---|---|
| F | 1 | 4 | 0~3 |
| F2 | 2 | 8 | 0~7 |
| F3 | 3 | 12 | 0~11 |
| F4 | 4 | 16 | 0~15 |
| F5 | 5 | 20 | 0~19 |
各モジュールの端子表示はCH0~CH3から始まりますが、プログラムのチャネル番号は連続します。F2単独構成では、2番目のFモジュールのCH1はpt100Read(5)です。XとFを混載した製品には上のF単独構成の表をそのまま適用せず、出荷構成のチャネル割当てを確認してください。X3F2は合計5モジュールですが、X3F3は6モジュールになるため構成できません。
NTC 10kΩセンサーはXアナログ入力モジュールを参照してください。電圧または電流を出力する温度トランスミッターにも、その出力に合うX入力設定が必要です。
Arduino IDEで使用するMPAINOボードを選び、Temperature Sensor Input Moduleを出荷構成のF~F5に合わせます。次のスケッチは最初のFモジュールのCH0を表示します。
const uint8_t ptChannel = 0; void setup() { Serial.begin(115200); } void loop() { const int temperature10 = pt100Read(ptChannel); // PT100温度を0.1°C単位の整数で読み取る Serial.print(F("PT100 CH0: ")); Serial.print(temperature10 / 10.0F, 1); Serial.println(F(" C")); delay(500); }
戻り値253は25.3°Cです。pt100Read()はMPAINOボードパッケージに含まれているため、別のライブラリを追加する必要はありません。
| 症状 | 確認事項 |
|---|---|
| 値が変わらない | Fモジュールの搭載、ボードオプション、センサーのチャネル番号を確認します。 |
| 室温との差が大きい | PT100の種類、2線式・3線式結線、同じチャネルのA/B/B′端子を確認します。 |
| 2番目のモジュールから誤読する | F単独構成の連続番号とX/F混載製品の出荷時割当てを区別します。 |
0が表示される | 正常な0.0°Cの可能性があります。未搭載モジュール、範囲外の番号、内部オブジェクトの確保失敗でも0が返る場合があるため、値だけで判断しないでください。 |