Arduino IDEとILOGICSボードをインストールし、MPINO・MPAINO製品に最初のプログラムを書き込んでデジタル入出力を確認する方法を説明します。
ARDUINO SDK INSTALLをダウンロードして実行します。Arduino IDE画面左上の検証(✓)でコードをコンパイルし、その隣の書き込み(→)で選択したポートの製品へプログラムを転送します。
ILOGICS SDKがデジタル入出力方向を自動設定するため、以下の例にpinMode()を追加する必要はありません。
最初の書き込みでは出力負荷を外します。電源仕様とR(リレー)・T(トランジスタ)の出力形式は、各製品の詳細ページで確認してください。
Silicon Labs CP210x USB to UART Bridge(COMx)のCOM番号を確認します。Silicon Labs CP210x USB to UART Bridge(COMx)のCOM番号を確認します。USB Serial Port(COMx)のCOM番号を確認します。MPINO Series仕様表またはMPAINO Series仕様表で使用するボード名を確認できます。Arduino IDE上部のボード選択欄からSelect other board and port…を開き、同じ名前を検索して選択してください。図の製品名は選択方法の例です。
| 番号 | 選択する内容 |
|---|---|
| 1 | BOARDS検索欄に、製品シリーズの表で確認したボード名を入力します。 |
| 2 | 名前が完全に一致する検索結果を選択します。RとTをまとめた製品では、R(T)と表示された共通ボードを使用します。 |
デバイスマネージャーで確認したCOM番号をPORTSから選択します。
| 番号 | 選択する内容 |
|---|---|
| 1 | PORTSで、デバイスマネージャーと同じCOM番号を選びます。図のCOM1とCOM3は例です。 |
| 2 | OKを選択してボードとポートを適用します。 |
上部メニューのツール → ボード、ツール → ポートから同じ項目を選択することもできます。
製品シリーズの表で最初の入出力番号を確認し、下記から同じ番号の例を使用します。ファイル → 新しいスケッチを開いてコードを入力し、Ctrl + Sで保存します。検証(✓)でDone compiling.を確認してから書き込み(→)を選択します。
リレー出力は動作音で確認できます。トランジスタ出力を確認する場合は、電源を切り、製品詳細ページの出力配線に従って試験負荷を接続してください。
// MPAINOの最初の出力 const uint8_t OUTPUT_CHANNEL = 64; void setup() {} void loop() { digitalWrite(OUTPUT_CHANNEL, HIGH); delay(500); digitalWrite(OUTPUT_CHANNEL, LOW); delay(500); }
MPINO-8A4R(T)-S、MPINO-8A4R-SU、MPINO-8A8R(T)-S、MPINO-16A16Rで使用します。
// 該当するMPINOモデルの最初の出力 const uint8_t OUTPUT_CHANNEL = 32; void setup() {} void loop() { digitalWrite(OUTPUT_CHANNEL, HIGH); delay(500); digitalWrite(OUTPUT_CHANNEL, LOW); delay(500); }
MPINO-16A8R8Tのトランジスタ出力O(39)を試験する場合は、製品詳細ページでトランジスタ出力の配線を確認し、OUTPUT_CHANNELを39に変更します。
// リレー出力R(62) const uint8_t OUTPUT_CHANNEL = 62; void setup() {} void loop() { digitalWrite(OUTPUT_CHANNEL, HIGH); delay(500); digitalWrite(OUTPUT_CHANNEL, LOW); delay(500); }
// リレー出力R(39) const uint8_t OUTPUT_CHANNEL = 39; void setup() {} void loop() { digitalWrite(OUTPUT_CHANNEL, HIGH); delay(500); digitalWrite(OUTPUT_CHANNEL, LOW); delay(500); }
電源を切ってから入力とCOMを配線します。入力をON/OFFし、出力が連動することを確認します。端子とCOMの位置は、使用する製品のデジタル入力と出力の項目で確認してください。
// MPAINOの最初の入力 const uint8_t INPUT_CHANNEL = 0; const uint8_t OUTPUT_CHANNEL = 64; void setup() {} void loop() { const bool inputOn = digitalRead(INPUT_CHANNEL); digitalWrite(OUTPUT_CHANNEL, inputOn); }
// 該当するMPINOモデルの最初の入力 const uint8_t INPUT_CHANNEL = 0; const uint8_t OUTPUT_CHANNEL = 32; void setup() {} void loop() { const bool inputOn = digitalRead(INPUT_CHANNEL); digitalWrite(OUTPUT_CHANNEL, inputOn); }
// 入力I(22) const uint8_t INPUT_CHANNEL = 22; const uint8_t OUTPUT_CHANNEL = 62; void setup() {} void loop() { const bool inputOn = digitalRead(INPUT_CHANNEL); digitalWrite(OUTPUT_CHANNEL, inputOn); }
// 入力I(22) const uint8_t INPUT_CHANNEL = 22; const uint8_t OUTPUT_CHANNEL = 39; void setup() {} void loop() { const bool inputOn = digitalRead(INPUT_CHANNEL); digitalWrite(OUTPUT_CHANNEL, inputOn); }
| 症状 | 確認する内容 |
|---|---|
| ボードの検索結果にモデルが表示されない | ARDUINO SDK INSTALLを実行した後、Arduino IDEを再起動したか確認します。製品シリーズの表にあるボード名をそのまま検索したか確認します。 |
| デバイスマネージャーにCOMポートがない | 「製品を接続してCOMポートを確認する」で、使用する製品の接続方法とドライバを確認します。MPINO-16A8RではMPダウンロードケーブルを使用しません。 |
| 検証でエラーが表示される | 選択したボードが製品と一致するか、コードを正しく入力したか確認します。出力欄に最初に表示されたエラー行から確認します。 |
| 書き込みに失敗する | デバイスマネージャーとArduino IDEのCOM番号が一致するか確認します。ケーブル接続と製品電源も確認します。 |
| 書き込み後も出力が変わらない | 製品シリーズの表で最初の出力番号を、製品詳細ページでR/Tの出力形式を確認します。トランジスタ出力の状態確認には、配線された試験負荷が必要です。 |
| 入力をONにしても出力が変わらない | 製品シリーズの表で最初の入力番号を確認し、製品詳細ページの入力・COM配線を確認します。 |